フレッシュキャビアのセレビア

島根の山の中からセレビア

 
 
ここ邑南町で産まれたチョウザメたちは、何年もの歳月をかけゆっくりと成長していきます。
恵まれた自然の中で育まれることで「旬に準じたキャビア」が採れ、そして難しいと言われるふ化技術までもが可能となりました。
チョウザメが古代から現在に繋がり続けているように、セレビアもふ化技術や旬を見極める技術などの精度を高めることで、次へと繋いでいくと同時に美味しく価値のあるキャビアを継続することが、この地にて自然の大切さを伝え続ける存在として役割を果たしていく事だと考えています。

HISTORY and LOCATION

歴史と風土の中で生まれるもの
島根県の石見神楽

> 風土継承 <

オオサンショウウオが生息する綺麗な川の水、冬には雪が降り、その溶けた雪が山々の地表に浸透・濾過されきれいな水が豊富に生まれます。
その慈愛に満ちた水を活用しチョウザメを養殖することでチョウザメも四季を感じ育まれ、ストレス無くお腹に卵を抱え成熟していきます。
邑南町瑞穂地域は純然たる自然があり、確かな四季があり、明確な寒暖差があり、そして私たちが目指す高品質の「蝶鮫の完全養殖」が可能となる『恵みのある地』なのです。
 
また、伝統芸能としてこの地で受け継がれている「石見神楽」にも多大なリスペクトをしています。田植え前には豊作を祈り、稲刈り後には収穫に感謝する神への奉納。現在では、奉納に加え様々な地で上演されており、観る人々に大きな感動を与えています。

そんな地で養殖・製造をするセレビアも、恵まれた大いなる自然に感謝し、新たな感動を与えられる存在になれるよう、”大切なポリシーを曲げることなく、時代に対応できる柔軟性を持ち進化し続ける”それこそがこの地で養殖・製造に真摯に向き合う「セレビア」の姿勢でありたいと願っています。

CREATING VALUE

この地にて新しい価値を創造する

> 価値の創造 <

この恵まれた自然環境と共に焦らずに、チョウザメと育む。
成功も失敗も縁で繋がった事柄も、積み重ねてきたものをすべてチョウザメとキャビアに注ぎ込む。
そして、出来上がったのが「セレビアの成熟キャビア」であり、皆様がイメージする従来のプチプチとしたキャビアではありません。
木の上で熟した果実が最もおいしいと感じるように、セレビアキャビアは、お腹の中でしっかり成熟させていますので旨みが乗り濃い風味のキャビアに仕上がります。
しっとり・ねっとりとした柔らかいボディーに奥深く熟れた味わいは新鮮な驚きをご提供するものとなります。

清流で育てるチョウザメ

2005年養殖を始めた当初から多種類のチョウザメを仕入れ、長い年月をかけて育んできたチョウザメたちも充実した卵を持つようになりました。
そして、それらの種類ごとの卵の食べ比べ「利きキャビア」が可能になったのも、揺るぎない想いを全て注ぎ込んだからこそだと自負しています。
「成熟されたキャビア」「利きキャビア」セレビアの目指す価値の創造は
様々な挑戦の積み重ねと真っ直ぐな想いの上に成り立つ結晶でつくられているのです。

BIRTH of a MASTERPIECE

逸品を生み出すプロジェクト
極上の国産キャビア

> 逸品開発 <

この地に伝わってきた神楽のように伝統を大切にし進化し続けるセレビアキャビア。成熟された卵に加えるのは国産にこだわり高知県産の天日塩3%を加え仕上げる「フレッシュキャビア」は、ねっとりと柔らかく旨みがさらに増したキャビアです。出来る限り「地元産・国産」にこだわり、さらに「日本(和)」にこだわり新たなる逸品にアプローチしています。そしてキャビアをただの飾りではなく『主役』や『名脇役』と言ったスポットを浴びる高みを目指しているのです。
 
セレビアキャビアは日本酒に合うというご感想を多々いただきます。
諸説ありますが、日本酒発祥の地が島根県ともいわれていることを教えていただいたことがきっかけに始まったのが盃 Sakazuki Caviar(サカズキキャビア)の開発です。そして、地元邑南町の酒蔵様にご協力をいただき「和キャビア」第1弾も満帆の完成となりました。

缶を開けるとそのままでお酒のあてになる、まさしくキャビアがただの引き立て役の飾りではない主役ポジションの商品です。ご飯にのせてもおいしく、この達成を皮切りに「日本(和)」をテーマに掲げた新商品開発がいよいよ加速を始めます。例えば、醤油、昆布など. それぞれの厳選素材とのマリアージュにより日本人の味覚に沿ったキャビアがセレビアの新たなる挑戦となっています。
地元で永年愛されている醤油蔵、酒蔵とのコラボは勿論、添加物を一切使用しない国産のきざみ塩昆布など、すべて縁あって繋いでいただいた匠の逸品のラインアップです。そして完成した商品は、キャビアのポテンシャルを最大限に引き出したものばかり。
 
そしてそれぞれの名称にはセレビアの想いを吹き込んでいます。
盃 Sakazuki Caviar(サカズキキャビア)は、親交を深める意味を持つ「盃を交わす」の言葉から来ています。お客様へ安心をお届けすることを誓い、親交を深めていきたいという願いから名付けました。
醤 Hishio Caviar(ヒシオキャビア)は、醤油のルーツになる「醤(ひしお)」と国産キャビアを重ね合わせ、長寿生産者であることを目指し命名、喜 Yorokonbu Caviar(ヨロコンブキャビア)は、「よろこんぶ」のロゴ合わせから縁起が良いと昔から言われている昆布とキャビアをマッチングさせ、美味しいはもちろん、買ってよかった・また次も・あの人にもと“喜”がめぐり続けることを望んだネーミングとなります。
 
また、キャビアに限らず肉や皮、骨も含めたチョウザメの可能性を止まることなく追求し続けることで新たなる価値・逸品をご提供し続けます。